ハイブリッド型太陽電池

 ハイブリッド型太陽電池は、異なる性質の太陽電池を重ね合わせて変換効率を高めた太陽電池で、多接合型太陽電池やタンデム型太陽電池とも呼ばれます。

 複数の太陽電池を組み合わせて作るハイブリッド太陽電池には様々な種類があり、国内で一般に流通しているものではパナソニック製のHIT太陽電池やカネカ製の薄膜シリコンハイブリッド太陽電池などがあります。
 
 なお、パナソニックのHIT太陽電池は単結晶シリコンとアモルファスシリコンのハイブリッド構造、カネカの薄膜シリコンハイブリッド太陽電池はアモルファスシリコンと薄膜多結晶シリコンのハイブリッド構造で作られています。

ハイブリッド型太陽電池のメリット

 ハイブリッド型太陽電池は異なる性質の太陽電池重ね合わせて、各層の太陽電池がそれぞれ異なった波長領域の光を吸収するように作られているので、重ね合わせる前の太陽電池単独の場合よりも高い発電効率を発揮します。

ハイブリッド型太陽電池のデメリット

 高い変換効率を実現できるハイブリッド型太陽電池ですが、異なる太陽電池を重ね合わせるために独自の技術や製造工程が必要となるため、製品のコストが高くなってしまいます。

 このため、ハイブリッド型太陽電池は限られた面積でできるだけ多くの発電量を得たい場合などに有効な太陽電池と言えます。

ハイブリッド型太陽電池の外観

 上で紹介したパナソニックのHIT太陽電池と、カネカの薄膜シリコンハイブリッド太陽電池は下の写真のような外観をしています。

 HIT太陽電池(パナソニック)
 パナソニックHIT233

 薄膜シリコンハイブリッド太陽電池(カネカ)
 カネカJ-AV330

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